「トランクルームはカビが心配…」簡単な対策をしてリスクを減らそう! 

トランクルームを借りたはいいものの、「荷物にカビが生えてしまった」なんてケースも実はよくあります!

お金を払ってまで借りているのに、大切な物にカビが生えてしまっては元も子もありません。

このページでは荷物をカビから守る為の簡単な対策をまとめています!

トランクルームを借りている、または利用を考えている方はよろしければ参考にしてみてください。

ポンさん

カビ対策かぁ、やっておいて損はなさそうだな
荷物のカビは補償してもらえないからね。自分で対策するのも大事だよ!

コンさん

トランクルームの防カビ対策!

トランクルームは密閉された空間の為、熱や湿気もこもりやすく当然カビも生えやすくなります。

特に屋外のコンテナ型は屋内型に比べてカビのリスクも高くなります!

ポンさん

対策すればカビは大丈夫なの?
空調設備がないと完全には厳しいかな、だからカビが繁殖しにくい環境を少しでも作ることが大事だよ!

コンさん

カビを増やさない為には、湿気が溜まらないようにすること・結露が起きないようにすることが特に重要です!

トランクルームを利用する際には、簡単な対策をしてカビのリスクを少しでも減らしておきましょう。

荷物を壁に密着させない

荷物と壁面が密着状態だと湿気もたまりやすく、空気の流れも悪くなる為カビが発生しやすくなります。

荷物と壁の間にすき間を作ってあげることで、空気が循環しやすくなり湿気も溜まりにくくなります。

壁面に結露が生じる可能性もあるので要注意です!

コンさん

床にすのこを敷く

『壁に密着させない』と同様に、床と荷物の間にスペースを作り空気を循環させることで、カビが発生しにくくなります。

中でもヒノキや桐のすのこは調湿・防虫効果もあり、特に屋外のコンテナ型を借りる場合にはおすすめです!

軽い物を乗せるなら100円均一のすのこが便利

100円均一のすのこを並べて使えば費用も抑えらえて便利です!

強度的には若干心配ではありますが、極端に重い物を乗せなければ十分使えます。

ポンさん

サイズも色々あるみたいだね。
ダイソー、キャンドゥ、セリアなどで売ってるよ!

コンさん

除湿剤をいれておく

除湿剤を床に置いておく、または荷物をいれたケース等と一緒に入れておけば水分を吸湿してくれます。

ポンさん

種類がいっぱいあるけど、どれを使えばいいんだ?
種類によって特徴があるから用途によって使い分けると便利だよ!

コンさん

主な除湿剤の種類

  • A型シリカゲル
  • B型シリカゲル
  • 塩化カルシウム

A型シリカゲル

湿度が低いほうが効果を発揮しやすく、主に食品や医薬品に使われています。

吸湿のスピードが速く吸湿力を失うのも早いです。密閉された容器やボックス以外は不向きな為、小物を入れたケース・収納ボックスなどの保管に向いています。

吸湿量を超えても電子レンジで加熱すれば再利用できます!

コンさん

B型シリカゲル

低湿度時はA型に比べ吸湿は劣りますが、高湿度時はA型よりも高い吸湿力を発揮します。

湿度が下がると放湿する性能(調湿)を持つため、『湿気・乾燥』両方に気を付けたい楽器の保管にも向いています。

常に湿度が高いと放湿できないけど、天日干しで放湿すればまた使えます!

コンさん

塩化カルシウム

吸湿力も高く吸湿した水分は容器に液体として溜まるようになっています。

しかしデメリットもあり、液体が衣服や革製品に付着するとシミになってしまう為、それらとは離して使う必要があります。

また、地震があった場合には『容器が倒れ中の液体がこぼれてしまう』といったことも考えられるので、トランクルームの除湿剤としては少し心配かもしれません。

吸湿力は高いですが注意も必要です!

コンさん

大事な物は屋外コンテナを避けるべき?

ポンさん

これだけ対策をすれば、屋外コンテナでもカビは大丈夫なんじゃないの?
そう言いたい所なんだけど、絶対に安心とは言えないかな。

コンさん

対策をすることでカビ発生のリスクを減らすことはできますが、完全にカビの発生を抑えるのは難しいです。

対策をしても湿気や結露は防ぎにくい

やはり対策をしてもコンテナ内部は熱や湿気がこもりやすく結露も起こりやすい為、カビの発生を完全に防げる環境ではありません。

コンテナ型は熱伝導の高い金属の為、昼夜の温度差により結露が生じることもあります。

コンさん

通気口から雨水が入ることも

コンテナ型の種類によっては、風通しを良くする為に通気口が設けられているタイプのものがあります。

本来は換気が目的ですが、雨風が強い日に通気口から雨が吹き込み、『コンテナ内の荷物が濡れてしまった』なんてことも実際にあるそうです。

もしも、雨水で内部や荷物が濡れてしまったとすると、余計にカビが好みやすい環境を作ってしまう為、より危険な状態になってしまいます。

ポンさん

これは雨水入ったこと気付かず放置してたらヤバそうだな…
そういったことを考えると、やっぱりデリケートな物は保管しづらいかな!

コンさん

屋外コンテナは避けたい物
  • 衣服や布団
  • 革製品
  • 書籍や書類
  • 家電などの精密機器

保管期間や利用する時期、換気や掃除などよっては大丈夫なこともありますが、特に『布・生地』『革製品』『紙素材』の物は注意が必要です。

カビの保証は対象外

トランクルームは屋内型・屋外型問わず、カビや錆などの保証は対象外です。『荷物の保管場所を提供するサービス』な為、保管物に関しては全て自己責任になります。

ポンさん

でも保険や保証制度があるって聞いたけど?
ほとんどが盗難、火災保険だから、荷物の劣化を保証してくれるわけではないんだ。

コンさん

トランクルームは基本的に『盗難』『災害』『事故』等の保証はありません。

盗難・火災などの保証がある場合は、『保険会社の保険に加入』をしている為、実際にはトランクルーム会社が保証するというわけではありません。

カビのトラブルを防ぐなら空調付きトランクルーム

カビのトラブルを防ぐ為には、やはり空調付きの屋内型トランクルーム選ぶのが確実です。

屋外型と違い結露の心配もなく、雨風にさらされるといったこともありません。

ポンさん

屋内のトランクルームはずっとエアコンが付いてるの?
基本的に空調設備付きのところは、常に作動しているよ!

コンさん

また、カビの心配だけでなくセキュリティ・盗難対策も屋外に比べ優れている為、総合的に見ても安心できるトランクルームとなっています。

セキュリティ・盗難対策に関してはトランクルームの盗難についての記事で解説していますので、よろしければご覧ください。

まとめ

トランクルームはカビの保証は対象外になるので、やはり自分で湿気や結露の対策をしておくことが大事ですね!

屋外のコンテナ型はどうしてもカビやすいとお話ししましたが、もちろん湿気の影響をあまり受けない物や劣化しにくい物であれば問題ないことも多いです。

トランクルームを借りる際は、保管する物をよく考えたうえで上手に活用したいですね!


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